ここでは、ブログ内で書かれている糖尿病関連の記事をまとめています。
糖尿病関連の薬を勉強したいけど、種類も多くてどう手をつけたらいいか分からない薬剤師さんは、ぜひ1日1記事ずつ読んでみてください。
製剤の写真も載せているので、実際に調剤や投薬したものだとより頭に入りやすいかと思います。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多いでしょう。ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。だから、勉強時間の短縮に役立つ!!しかし、1つ1つスマホで調べていたら大幅なタイムロスです。そこで、ブログの薬理ゴロを収集して紙ベース(フルカラー)にしました。より効率的に勉強して、別分野の勉強時間や趣味の時間をつくりましょう。Time is money! お金で時間を買ってください。しかも当ブログなら購入前にゴロを確認でき、自分に合っているか否かを試せます。多くのゴロでビビッとフィーリングが合えば、紙ベースをオススメします。
メルカリへのリンクはコチラ糖尿病の病態
ここでは薬剤師国家試験のテキストレベルで、糖尿病の病態についてまとめています。
「膵臓ホルモン」「合併症」「検査・診断」などの情報について書かれています。
糖尿病について学びたい人は是非見てほしいです。
取り急ぎ薬のことを勉強したい人は飛ばしてもOK!
糖尿病治療薬の分類
ここでは、薬理的な分類と成分名の特徴をゴロを交えてまとめています。
成分名を見て、成分名からどういう薬理作用か見分けられない人はまずはこの記事から読んでみてください。
ビグアナイド薬について
ここではビグアナイド薬、そのなかでも主にメトホルミンについてまとめています。
メトホルミンは経済的に優れており欧米では第一選択薬として使用されているが、禁忌が多かったり、腎機能によって最高用量が変わるなど注意が多い薬剤です。
スルホニル尿素(SU)薬について
最も古くから使用されている薬剤。
低血糖を起こしやすい、体重増加しやすいなどの注意もある。
また、各成分の1日最高投与量などはしっかり確認してください。
αグルコシダーゼ阻害薬について
薬理作用の特性上「食直前」の投与が必要であったり、本剤の服用中の低血糖はブドウ糖で対処する必要があったりと、独特な特徴の多い薬です。
ボグリボースに関しては0.2mg錠品のみだが、効能に「耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制」があったりとクセが強いです。
チアゾリジン薬について
代表的な副作用は浮腫。心不全は既往も含めて禁忌。
女性や高齢者は少なめの開始量が定められていたりと注意が多いです。
また、ぜひここで見てほしいのは日本未承認であるロシグリタゾンに関する騒動(ロシグリタゾンが心血管死を増やすことが疑われた騒動)。
比較的に新しい薬の「DPP-4阻害薬」「SGLT2阻害薬」に対しては、心血管イベントに関する記載が多いのはこういう背景がある
速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)について
SU薬と同様の薬理作用、そのためSU薬とは併用しない。食前30分では低血糖の危険性が増すため、食直前の服用が必要。
DPP-4阻害薬について
血糖値に依存して食後のインスリン分泌を促進し、主に食後高血糖を改善する。
単独投与では低血糖のリスクは極めて少ない。
作用点が同じためGLP-1受容体作動薬との併用は避ける。
胆汁排泄型の成分は、腎機能障害時でも用法・用量の変更が必要なかったり、週1回の製剤があったりと各成分・製剤で特徴があり、勉強していて楽しい領域です。
GLP-1受容体作動薬について
DPP-4阻害薬と同様に血糖値に依存して食後のインスリン分泌を促進するとともにグルカゴン分泌を抑制する。
HbA1c改善および体重増加の抑制が認められた。この体重増加抑制効果には、GLP-1受容体作動薬の食欲抑制作用が関与している可能性がある。
そして、代表的な副作用は消化器症状(悪心・吐き気など)。
ちなみに、経口セマグルチド(商:リベルサス)の服用方法は、すごく細かいので一度チェックしておくことオススメ(下の記事内でも記載しています)!
SGLT2阻害薬について
この分野は、各成分が2型糖尿病以外の効能を有しており、勉強のしがいがあります。
近位尿細管でのブドウ糖の再吸収を抑制して、尿糖排泄を促進し、血糖低下作用を発揮する。インスリンと独立した血糖改善作用を介して血糖コントロールの改善が得られ、体重の減少も認められる
副作用としては、脱水や尿路感染症が代表的で、シックデイでは必ず休薬するなど注意が多い薬です。
インスリン療法について
まずは、超速効型と持効型を見分けられるようになりましょう。
まとめ記事では一部製剤写真付きですので、普段製剤目にしている人は覚えやすいと思います。
また、持続皮下インスリン注入療法(CSII)についてもまとめていますので、そちらもぜひ確認してください。調剤薬局にあるバイアル製剤はインスリンポンプ用かと思います。
糖尿病合併症について
糖尿病合併症についてまとめています。
薬が出てくるのは、糖尿病性腎症と糖尿病性神経障害のみです。
糖尿病とは直接関係ないですが、ARBよりもACE阻害薬が優先される場合について知れたので、まとめていて楽しかったです。ぜひ記事内で探してみてください。
また、合併症予防のための血糖以外のコントロールすべき指標についてもまとめています。
糖尿病におけるシックデイについて
まず、シックデイで食事ができないから、心配するのは低血糖と思っている人は是非まとめ記事を確認してください(自分は勘違いしていました)。
実際には、状況を考慮して医療機関(ここでの医療機関は医師と思われる)が指示するが、「ビグアナイド薬やSGLT2阻害薬などはシックデイ時には中止する」「中間型または持効型インスリンは原則継続」など基本的な対応は薬剤師も知っておいて損はないと思います。