薬理ゴロ

[薬理ゴロ]糖尿病治療薬

糖尿病治療薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。

【ゴロ】

[スルホニル尿素系薬物(SU剤)]

Key(キー)ちゃんと閉じて、網戸もする方

「Keyちゃんと閉じて」
(SU受容体に結合して)Kチャネルを閉じることで(インスリン分泌を促進)
「網戸」語尾:~aミド(グリメピリド例外)
※語尾のルールにあうのが他の薬でもいくつかあるので下に記載
「する方」スルホニル系尿素

トルブタミド(商:ヘキストラチノン)
クロルプロパミド(商:アベマイド)
アセトヘキサミド(商:ジメリン)
グリクロピラミド(商:デアメリンS)
グリベンクラミド(商:オイグルコン)
グリメピリド(商:アマリール)

<SU剤以外の~aミド>
アセタゾラミド(利尿薬や緑内障治療薬)
ゾニサミド(高てんかん薬やパーキンソン治療薬)
気づいたのはこれらですが、まだまだあるかも。もっとしっかりしたのを作りたいです。

[速効型インスリン分泌薬]

→SU剤と同様、SU剤受容体に結合してインスリン分泌促進。食直前に服用する。
速攻でグリーンに移動

「速攻」速効型インスリン分泌促進薬
「グリーンに移動」語尾:~グリニド

ナテグリニド(商:ファスティック、スターシス)
ミチグリニド(商:グルファスト)
レパグリニド(商:シェアポスト)

ビグアナイド系薬物]

ビッグなホールで皆、糖を作らず利用する
「ビッグな」ビグアナイド系薬物
「ホールで皆」語尾:~ホルミン
「糖をつくらず利用」糖新生抑制また糖利用促進で血糖値を低下

ブホルミン(商:ジベトン)
メトホルミン(商:メトグリコ、グリコラン)→インスリン抵抗性改善作用も有する。

[インスリン抵抗性改善薬(チアゾリジン誘導体)]

オグリはペッパー我慢し、抵抗せず
「オグリ」ピオグリタゾン(商:アクトス)
「ペッパー我慢し」PPAR₋γを刺激(してTNF₋αの産生抑制し、インスリン受容体機能亢進)
「抵抗せず」インスリン抵抗性改善

※辛いペッパーを我慢して、どんどん摂取すると水が欲しくなります。
副作用に水分貯留による心不全あり。そして、禁忌に心不全あり

[GLP-1アナログ]

グループ1位がちょうどよい
「グループ1位」GLP-1アナログ
「ちょうど」語尾:~チド
「ちょうどよい」
グルコース濃度依存的にちょうどよい感じにインスリン分泌(低血糖を起こしにくい)

リラグルチド(商:ビクトーザ)
エキセナチド(商:バイエッタ)
リキシセナチド(商:リキスミア)
デュラグルチド(商:トルリシティ)

[DPP-4阻害薬]

グリップで4か所止め
「グリップ」語尾:~グリプチン
「グリップ」GLP-1関連(GLP-1などの分解を抑制)→グルコース濃度依存的
「4」DPP-4阻害(してGIPやGLP-1などのインクレチンの分解抑制)

シタグリプチン(商:ジャヌビア、グラクティブ)
ビルダグリプチン(商:エクア)
アログリプチン(商:ネシーナ)
リナグリプチン(商:トラゼンタ)
テネリグリプチン(商:テネリア)
アナグリプチン(商:スイニー)
サキサグリプチン(商:オングリザ)
トレラグリプチン(商:ザファテック)
オマリグリプチン(商:マリゼブ)
※SGLT-2阻害も新しく出ているはずなので、いつかまとめたいです。

[SGLT2阻害薬]

理不尽は、九州ではださいし優れない
「りふ(ろ)じん」語尾:~(グ)リフロジン
「じんは、九州」腎臓でのブドウ糖再吸収抑制
「ダサい」副作用:脱水 ※口喝を感じにくい高齢者注意
「優れない」SGLT2阻害

イプラグリフロジン(商:スーグラ)
ダパグリフロジン(商:フォシーガ)
ルセオグリフロジン(商:ルセフィ)
トホグリフロジン(商:デベルザ、アプルウェイ)
カナグリフロジン(商:カナグル)
エンパグリフロジン(商:ジャディアンス)

[α‐グルコシダーゼ阻害薬]

食直前に服用する。副作用:腸閉塞様症状(放屁増加、腹部膨満感)
トールなボスは担当しない
「トールなボス」~トール、~ボース
「担当しない」単糖類にしない

アカルボース(商:グルコバイ)→α‐アミラーゼも阻害する
ボグリボース(商:ベイスン)
ミグリトール(商:セイブル)

【備考】

SU剤は、アルブミンと強く結合するので、血漿タンパクと結合を競合する薬(アスピリン、ワーファリンなど)と併用すると、血中濃度が上がるので低血糖のリスクが上がる。

SU剤の副作用であるジスルフィラム様作用の症状は、アセトアルデヒドの蓄積で生じる不快症状(頭痛、吐き気など)である。
アルコールの摂取しすぎで出る症状と似ている。