糖尿病合併症治療薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多いでしょう。ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。だから、勉強時間の短縮に役立つ!!しかし、1つ1つスマホで調べていたら大幅なタイムロスです。そこで、ブログの薬理ゴロを収集して紙ベース(フルカラー)にしました。より効率的に勉強して、別分野の勉強時間や趣味の時間をつくりましょう。Time is money! お金で時間を買ってください。しかも当ブログなら購入前にゴロを確認でき、自分に合っているか否かを試せます。多くのゴロでビビッとフィーリングが合えば、紙ベースをオススメします。
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[末消神経関連]
●えばるスタッフ「あかんソルベやめよう神経痛い」
「えばるスタッフ」エパルレスタット(商:キネダック)
「あかん」アルドース還元酵素を阻害し、
「ソルべやめよう」神経内ソルビトール蓄積を抑制する。
「神経痛い」糖尿病による神経障害(しびれ、疼痛)に使う
●神経質なメキシコ人はデュオでプレイ頑張る。
「神経」糖尿病性末消神経障害
「メキシコ」メキシレチン(商:メキシチール)
「デュオ」デュロキセチン(商:サインバルタ)
「プレイ頑張る」プレガバリン(商:リリカ)※適応は神経障害性疼痛
[糖尿病性腎症治療薬]
●糖尿の人生いろいろ
「糖尿の人生」糖尿病性腎症
「い」イミダプリル(商:タナトリル)
→適応:1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症
「ろ」ロサルタン(商:ニューロタン)
→高血圧及びタンパク尿を伴う2型糖尿病における糖尿病性腎症
※イミダプリルの「イ」は1型(イチガタ)の「イ」と合わせて覚える。
【備考】
糖尿病の合併症は「しめじ」です。
「し」神経障害
「め」目の病気、網膜症
「じ」腎症
テキストには網膜症の治療に関して記載がなかったので、調べました。
ネットで調べられる「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」には、
・増殖前網膜症と早期の増殖網膜症には光凝固術
・硝子体出血と網膜剥離による重篤な視力障害の進行には硝子体手術
・黄斑浮腫には、黄斑の局所光凝固術、薬物(ステロイド、抗VEGF抗体)の眼局所投与、硝子体手術
を行う可能性について記載がありました。
糖尿病の病態
糖尿病および合併症の病態・薬物治療をこのあと勉強したい人は、別記事でまとめておりますので、そちらも確認してみてください。