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[薬理ゴロ]依存症治療薬

【依存症症治療薬】ニコチン依存症治療薬 バレニクリン 薬理ゴロイラスト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回は依存症治療薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。


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勉強に多くの時間を費やす薬学部生が少しでも効率的に勉強できるようにブログの内容を収集して紙べース(フルカラー)にしました。
ただし、ゴロには合う合わないがあります。
そのため薬理ゴロ集購入前には、ブログのゴロページをいくつか確認して、ご自身に合っているかお試しください
そのうえで「覚えやすい」「忘れにくい」「アホらしくて読んでて楽しい」と感じた方は、勉強サポートツールとして薬理ゴロ集をオススメします。

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ニコチン依存症治療薬のゴロ

禁煙期間を部分的に作るとあの世のババアにばれにくい

「禁煙」禁煙補助
「部分的に作る」↓の部分作動
「あの世のババアに」ニコチンα4β2受容体
「ばれにくい」バレニクリン(商:チャンピックス)

練習問題(参考:第109回 問26)

●禁煙補助薬として用いられるニコチン性アセチルコリン受容体部分刺激薬はどれか。1つ選べ。
1.シアナミド
2.ナロキソン
3.ニコチン
4.バレニクリン
5.フルマゼニル

【解答と解説】正解は4
1.シアナミド→アルデヒド脱水素酵素(ALDH)を阻害し、アセトアルデヒドを増加させて飲酒欲求を抑制する。
2.ナロキソン→モルヒネ拮抗作用。麻薬による呼吸抑制などに用いる。
3.ニコチン→(少量投与、大量投与の初期)ニコチン受容体の刺激、(大量投与の後期)持続的脱分極でニコチン受容体の麻痺
5.フルマゼニル→ベンゾジアゼピン受容体遮断薬で、ベンゾジアゼピン系催眠薬の示す過度の鎮静及び呼吸抑制に拮抗する。[/ac-box01]

アルコール依存症治療薬のゴロ

・ジスルフィラム(商:ノックビン)
・シアナミド(商:シアナマイド)
この2つは、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)を阻害し、アセトアルデヒドを増加させて飲酒欲求を抑制する。
あかん!アルコールで狂った神経活動を抑制
「あかん」アカンプロサート(商:レグテクト)
「アルコールで」アルコール依存
「狂った神経活動を抑制」(亢進した)グルタミン酸作動性神経活動を抑制(し、飲酒欲求を抑制する。)

酔った勢いでおっぱい舐めるはダメ

「酔った」アルコール依存に用いる
「舐める」ナルメフェン(商:セリンクロ)
「おっぱい~ダメ」オピオイド受容体を遮断
→詳細にいうと、μおよびδ受容体には遮断薬として、κ受容体には部分的刺激薬として作用し、内因性オピオイドにより引き起こされる快・不快の情動を調節する。

練習問題(参考:第107回薬剤師国家 問152)

次の文章の正誤を答えよ。
ジスルフィラムは、グルタミン酸NMDA受容体を遮断して飲酒欲求を抑制する。

【解答と解説】誤

ジスルフィラムはアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を阻害し、アセトアルデヒドを増加させて飲酒欲求を抑制する。
「グルタミン酸NMDA受容体を遮断して飲酒欲求を抑制する」のはアカンプロサート