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[薬理ゴロ]血小板凝集阻害薬

【血小板凝集阻害薬】5-HT2遮断薬 薬理ゴロイラスト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回は血小板凝集阻害薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。


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勉強に多くの時間を費やす薬学部生が少しでも効率的に勉強できるようにブログの内容を収集して紙べース(フルカラー)にしました。
ただし、ゴロには合う合わないがあります。
そのため薬理ゴロ集購入前には、ブログのゴロページをいくつか確認して、ご自身に合っているかお試しください
そのうえで「覚えやすい」「忘れにくい」「アホらしくて読んでて楽しい」と感じた方は、勉強サポートツールとして薬理ゴロ集をオススメします。

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【ゴロなど】

[cAMP増強系]

あいつベラベラ、チクろう、クロちゃんグレてADお断り。

「あいつ」PGI2受容体刺激
「ベラベラ」ベラプロスト(商:ドルナー、プロサイリン)

「チクろう」チクロピジン(商:パナルジン)
「クロちゃんグレて」クロピトグレル(商:プラビックス)
「ADお断り」ADP受容体遮断
※プラスグレル(商:エフィエント)やチカグレロル(商:ブリリンタ)も同様。
※~グレは作用機序が異なるものがあるため、注意。

ホストはエステなし、化粧なしでも白いです

「ホストはエステなし」ホスホエステラーゼⅢ阻害※イラストのホスト3人で「Ⅲ」を覚えてください
「化粧なし」血小板凝集阻害
「白いです」シロスタゾール(商:プレタール)
(詳細な作用機序)血小板のホスホジエステラーゼⅢを選択的に阻害→血小板内cAMP増加→血小板凝集抑制。

「あっ出る」刺激で、痔だ漏れる
「あっ出る!刺激で」アデノシンA2受容体を刺激
「痔だ漏れる」ジピリダモール(商:ペルサンチン)
(詳細な作用機序)血小板のホスホジエステラーゼ阻害+血液中のアデノシンの赤血球への取り込み阻害→血小板中のアデノシン増量、アデノシンA2受容体を刺激→血小板内cAMP増加→血小板凝集抑制。

直接アデノシンA2受容体を刺激するのではなく、赤血球のアデノシンの取り込みを阻害することで、血小板中のアデノシンが増量する結果、アデノシンA2受容体を刺激することになる

<ジピリダモールの適応と用量>
強心症など:1回25mg、1日3回
②ワルファリン併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制:1日300~400mg、3~4回分服

[TXA2減弱系]

アスピリン[低用量](商:バイアスピリン)
→血小板のCOXを阻害し、TXA2の合成阻害→血小板凝集抑制

イコサペント酸エチル[EPA](商:エパデール)
アラキドン酸と競合し、TXA2合成を阻害→血小板凝集抑制

オザグレルナトリウム(商:カタクロット、キサンボン)
TX合成酵素を阻害しTXA2の合成阻害→血小板凝集抑制
●抗アレルギー薬の時のゴロと共通「尾崎グレてTAXi作らん
※ただし、血液系として使用するのはオザグレルナトリウム、抗アレルギーとして用いるのは、オザグレル塩酸塩水和物です。

[5-HT2遮断系]

本当に、サルぐれた

「本当に」5-HT2(遮断)
「サルぐれた」サルポグレラート(商:アンプラーグ)

セロトニン受容体に対する薬のパターン
5-HT1:刺激薬
5-HT2:遮断薬
5-HT3:遮断薬
5-HT4:刺激薬

上記にも書きましたが、「~グレ~」でも作用機序が異なります。注意して暗記し、問題を解く際に気を付けてください。