薬理ゴロ

[薬理ゴロ]副交感神経遮断薬

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副交感神経遮断薬について、記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。

【薬の説明とゴロ】

[鎮痙代用薬]

→抗コリン作用で、内臓平滑筋の緊張を緩和する。いずれも4級アンモニウム構造(電荷を持ち脂溶性が低い)のため、中枢に入りづらく、中枢性副作用は少ない

ブチルスコポラミン(商:ブスコパン)
→適応症;消化性潰瘍、痙攣性便秘、機能性下痢など

プロパンテリン(商:プロバンサイン)
→適応症:消化性潰瘍、幽門痙攣、過敏大腸症など

メペンゾラート(商:トランコロン)→適応症:過敏大腸症

[散瞳代用薬]

→アトロピンの散瞳作用は持続的であるため検査薬にあまり適していない。検査には、持続時間の短い薬物を利用する。

トロピカミド(商:ミドリン)→適応症:診断・治療を目的とする散瞳、調整麻痺

(ゴロ)目を見張るトロピカルにこうもこりんとは

「目を見張る」散瞳
「トロピカル」成分名に「トロピ」がある。
「こうもコリン」抗コリン作用

[中枢性代用薬]

トリヘキシフェニジル(商:アーテン、トレミン)→適応症:パーキソニズム

ピペリデン(商:アキネトン)→適応症:パーキソニズム

プロフェナミン(商:パーキン)→適応症:パーキソニズム

ピロヘプチン(商:トリモール)→適応症:パーキンソン症候群

マザチコール(商:ペントナ)→適応症:向精神薬投与によるパーキンソン症候群

[その他のアトロピン代用薬]

ピレンゼピン(商:ガストロゼピン)
ムスカリンM1受容体を選択に遮断し、ヒスタミン遊離抑制作用を介し、胃酸分泌を抑制する。適応症:消化性潰瘍など

イプラトロピウム(商:アトロベント)、オキシトロピウム(商:テルシガン)
→適応:下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解。
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫
※散瞳ではないがこれも「トロピ:抗コリン」のルール

プロピベリン(商:バップフォー)
→抗コリン作用および平滑筋直接作用により、膀胱平滑筋を弛緩させ、排尿を抑制する。
適応症:神経因性膀胱などにおける頻尿、尿失禁など

ピペリドレート(商:ダクチル、ダクチラン)
→消化管平滑筋や子宮平滑筋の収縮を抑制する。適応症:消化性潰瘍などにおける疼痛、切迫流産・早産における諸症状の改善