薬剤師国家試験過去問

【第104回薬剤師国家試験 薬理】ゴロと解説 問155~156

自分の作ったゴロとブログの内容で薬剤師国家試験をどこまで解けるか気になったので、第104回薬剤師国家試験の薬理分野を解いてみました。

【問155】


今回は薬物名とその作用ではなく、生体内での反応なので図でイメージをとらえる方が良いと思い図を作りました。

図にそって確認していきましょう。
1は正しいです。
2も正しいです。
3について、レニンとブラジキニンは直接関わっていません。おそらくアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬とのひっかけです。
4について、β1受容体の刺激でレニン分泌なので誤り。
ちなみに、ざっくりとした知識でも誤りと感じられます。β遮断は、非闘争状態で血圧は下がるイメージ、レニンは血圧上げるのでしっくりこない!!
個人的には、全てを暗記するのは難しいので「何となくこの文章はつじつまが合わない」という感覚は大切だと思っています。
5について、ACE阻害でアンギオテンシンⅡの増加や血圧の降下が生じます。これによりレニンへの負のフィードバックが外れるため、結果レニンは増加します。

【問156】

ゴロが力を発揮しやすい形式です。
アジト遠くてナックル
「アジト」~(チ)アジドおよびチアジド類似
「遠くて」遠位尿細管の
「ナックル」Na-Cl共輸送体を阻害し、(Na+、Cl‐の再吸収抑制)

セミとタニシは、プール水面上や中にくるな
「セミと」語尾:~セミド
「タニシ」語尾:~タニド
「プール水面上」ヘンレループの上行脚の
「中(NaKa)にくる(Cl)な」Na-K-Cl共輸送体を阻害(し、Na+、Cl‐の再吸収抑制)

狩りで保持しても遠くて集合できず、需要ある仲間と交換できない
「狩りで保持」K保持性利尿薬
「遠くて集合」遠位尿細管や集合管で
「需要ある」アルドステロン受容体(を遮断)
「仲(NaKa)間と交換できない」Na-K交換反応を抑制(し、Na+再吸収抑制)
※トリアムテレンはアルドステロン受容体を遮断することなく、Naチャネルを抑制することでNa-K交換反応を抑制する。

すっぴんで彼のエプロン取り合う
「すっぴん」スピロノラクトン(商:アルダクトンA)→心性浮腫(うっ血性心不全)の適応あり
「彼の」カンレノ酸(商:ソルダクトン)
「エプロン」エプレレノン(商:セララ)→上2つと比較して性ホルモンの副作用少ない
「取り合う」トリアムテレン(商:トリテレン)→ホルモン作用無し

1について、エプレレノンはK保持性利尿薬で「アルドステロン受容体遮断」のため誤り
2について、~タニドは「Na-K-Cl共輸送体を阻害」のため誤り
3について、炭酸脱水素酵素阻害薬の作用部位は「近位尿細管」のため誤り
4は正解
5は正解。~チアジドだとより簡単だけど、非チアジド系もしっかり覚えよう。
※炭酸脱水素酵素阻害薬はゴロを作っていなかったため作成しました。
(ゴロ)そらみろ、近くの炭酸で脱水防ぐ
「そらみろ」語尾:~ゾラミド
「近く」近位尿細管
「炭酸で脱水防ぐ」炭酸脱水素酵素阻害

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以下に詳細をまとめたページリンクを貼っておきます。
解けなかった問題に対しては、該当する分野のページご確認ください。
降圧薬(アンギオテンシン関連薬)

利尿薬
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