薬剤師国家試験過去問 PR

【第104回薬剤師国家試験 薬理】ゴロと解説 問153~154

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自分の作ったゴロとブログの内容で薬剤師国家試験をどこまで解けるか気になったので、第104回薬剤師国家試験の薬理分野を解いてみました。

【問153】


麻酔薬は、催眠薬や定型抗精神病薬と重なるとこがありますね。
ケタミンはNMDA受容体拮抗薬です。
(ゴロ)まあ、ケタケタ(笑)みんな涙お断り
「まあ」麻薬
「ケタケタみんな」ケタミン(商:ケタラール)
「涙お断り」NMDA受容体への非競合的遮断作用

チオペンタールやチアミラールは、バルビツール系です。
GABAA受容体のバルビツール酸結合部位に結合し、GABAの作用を増強

・プロポフォールは非ベンゾジアゼピン系。
主に
GABAA受容体に結合し、GABAの作用を増強

・ドロペリドールについて、「~ドール」は定型抗精神病薬で出てきます。
(ゴロ)どんなに定型文でもお断り
「どんなに~お断り」D2受容体遮断
「定型」定型抗精神病薬

定型抗精神病薬の末尾のゴロは、
(ゴロ)亜人がドールをペロンと、ピリピリプリプリ
「亜人」~aジン
「ドール」~ドール
「ペロン」~ペロン
「ピリ」~ピリド
「プリ」~プリド
※ゴロとしては苦しくて申し訳ないです。

・MIC(最小肺胞内濃度)について、これは「50%のヒトを不動化させる肺胞内薬物濃度」のこと(ED50みたいなもの)。
濃度が低くても50%が動けなくなる方が麻酔薬としては強いので、「MICが小さい方が麻酔作用は強い」

以上より正解は1と4

【問154】


ニトログリセリンは硝酸薬。
(ゴロ)勝算はNO、最後の結果
「勝算」硝酸薬
「NO」一酸化窒素(NO)を遊離することで、
「最後」サイクリックGMP(を増加させ)
「結果」血管を拡張する。
※ゴロには大事に部分が入ってないです。
「NO遊離→グアニル酸シクラーゼを活性化→cGMP増加」

(ゴロ)にこるん、Key開けちゃうのはNO
ニコランジルは、NO遊離以外にも、Kチャネル開口による血管拡張作用あり。

・アテノロールについて、「~ロール」はβブロッカーです。

(ゴロ)母ちゃんが事故るあぜ道、ラッパー見るとVIPといじる
「母ちゃん」Caチャネル(遮断)
「事故るあぜ道」ジルチアゼム(商:ワソラン)→降圧薬としても用いられる。
「ラッパー見る」ベラパミル(商:ヘルベッサー)
「VIPいじる」ベプリジル(商:ベプリコール)

(ゴロ)感覚で「あっ出るさ」焦らせば痔だ漏れる
「感覚」冠血管拡張
「あっ出るさ」アデノシン再取り込み抑制
「焦らせば」ジラセプ(商:コメリアン)
「痔だ漏れる」ジピリダモール(商:ペルサンチンなど)
※~モールと見ると「サルブタモール」などのβ2刺激薬の仲間と間違いそうなので注意。
ジピリダモールは再取り込み抑制で直接刺激するのはとは違います。

以上より正解は2と4

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以下に詳細をまとめたページリンクを貼っておきます。
解けなかった問題に対しては、該当する分野のページご確認ください。
狭心症治療薬
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