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[薬理ゴロ]消化性潰瘍治療薬(防御因子増強)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回は消化性潰瘍治療薬の中でもプロスタグランジン製剤や防御因子増強薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。

【ゴロなど】

[プロスタグランジン製剤]

いいお味噌は胃にいい
「いい」プロスタグランジンE1誘導体
「味噌」ミソプロストール(商:サイトテック)
「胃」胃などの消化性潰瘍に用いる
※攻撃因子抑制作用と防御因子増強作用の両方がある。

プロスタグラジン製剤は、子宮収縮作用があるので禁忌:妊婦

[防御因子増強薬]

スクラルファート(商:アルサルミン)→Al製剤であるため、透析患者は禁忌
エカベト(商:ガストローム)
テプレノン(商:セルベックス)
レバミピド(商:ムコスタ)
メチルメチオニンスルホニウムクロリド(商:キャベジンU)
アズレン(商:アズノール)
ゲファルナート
アルジオキサ(商:イサロン)
セトラキサート(商:ノイエル)
アルギン酸ナトリウム(商:アルロイドG)
スルピリド(商:ドグマチール)→抗ドパミン薬

【実務領域】スルピリドの用量による効能効果の違い
①統合失調症:1日300~600mg、1200mgまで増量可
②うつ病、うつ状態:1日150~300mg、600mgまで増量可
③胃・十二指腸潰瘍:1日150mg

スルピリドの副作用で、ドパミン遮断なのでパーキンソン症候群のふるえなどに注意する。