自分の作ったゴロとブログの内容で薬剤師国家試験をどこまで解けるか気になったので、第104回薬剤師国家試験の薬理分野を解いてみました。
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ゴロが力を発揮します。
(ゴロ)米良と茶道でラメる
※米良美一(めら よしかず)さん:歌手、もののけ姫で有名
「米良と茶道」メラトニン受容体を作動
「ラメる」ラメルテオン(商:ロゼレム)
よって正解は5
他の選択肢は、
・ブロモバレリル尿素:主に大脳皮質や上行性脳幹網様体賦活系を抑制し、催眠作用を発揮
・ゾルピデム:非ベンゾジアゼピン系。ベンゾジアゼピン系同様にGABAA受容体の結合部位作用し、Cl-流入による過分極を起こし、催眠作用を発揮。
(ゾルピデム特徴)ベンゾジアゼピン系催眠薬は、ベンゾジアゼピン結合部位のω1(催眠、鎮静に関与)とω2(筋弛緩、記憶に作用)に作用する。ゾルピデムはω1(催眠、鎮静)に選択的に作用する。
・スボレキサント:覚醒状態にかかわるオレキシン受容体を遮断する。
※新しい薬、商品名ベルソムラ。ゴロページには情報がありません・・・
・リルマザホン:~ゼパムや~ゾラムではないので分かりにくいかもしれないが、ベンゾジアゼピン系。GABAA受容体の結合部位作用し、Cl-流入による過分極を起こし、催眠作用を発揮。
【問30】
(ゴロ)てか母ちゃん、スクミズ(スクール水着)はよせ
「てか母ちゃん~よせ」T型Caチャネルの抑制
「スクミズ」エトスクシミド(先:エピレオプチマル、ザロンチン)
エトスクシミドはCaチャネルのため除外。
(ゴロ)弁当頑張る、株で苦労
「弁当」ベンゾジアゼピン系
「頑張る」GABAA受容体の(ベンゾジアゼピン系結合部位)に結合
「株」過分極(を促進)
「苦労」Cl-の流入で
※バルビツール系は、結合部位がバルビツール結合部位であるだけで、「Cl-の流入による過分極の促進」はベンゾジアゼピン系と共通。
ジアゼパムとフェノバルビタールは、Cl-チャネルのため除外。
(ゴロ)ペンチで神経系を調整
「ペンチ」ガバペンチン
「神経系を調整」てんかんは、過剰興奮の状態。それを正常に戻すのでグルタミン酸などの興奮系を抑制で、GABAは活性化。
ガバペンチンは、神経系に関わり、電位依存性のチャネルにはかかわらないので除外。
残念ながら、ゴロが無い部分が正解のようです。
・ラモトリギン
⇒Naチャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制することによって神経膜を安定化させ、グルタミン酸等の興奮性神経伝達物質の遊離を抑制することにより抗痙攣作用を示すと考えられている。なお、双極性障害に対して効果を示す機序は明らかになっていない
よって正解は3
【問31】
まずはこのゴロ
(ゴロ)鍋警戒 (抗不整脈薬分類のゴロ)
「な」Ⅰ群はNaチャネル遮断
「べ」Ⅱ群はβ遮断
「けい」Ⅲ群はKチャネル遮断(→活動電位持続時間の延長)
「か(い)」Ⅳ群はCaチャネル遮断
つまりは、Ⅳ群の薬を選択すればよい。Ⅳ群のゴロは、
(ゴロ)母ちゃんが事故るあぜ道、ラッパー見るとVIPといじる
「母ちゃん」Caチャネル(遮断→上のゴロでⅣ群)
「事故るあぜ道」ジルチアゼム(商:ワソラン)→降圧薬としても用いられる。
「ラッパー見る」ベラパミル(商:ヘルベッサー)
「VIPいじる」ベプリジル(商:ベプリコール)
よって正解は5
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以下に詳細をまとめたページリンクを貼っておきます。
解けなかった問題に対しては、該当する分野のページご確認ください。
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