今回は抗菌薬の細胞膜障害薬および抗結核薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。
暗記が苦手な薬学部生にみてほしい。
ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。だから、勉強時間の短縮に役立つ!!
しかし、1つ1つスマホで調べていたら大幅なタイムロスです。
そこで、ブログの薬理ゴロを収集して紙ベース(フルカラー)にしました。
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細胞膜障害薬のゴロ
ポリペプチド系(細胞膜障害薬)
●(あっけない)幕切れ、ぽっこりバント
「幕切れ」細胞膜障害作用
「ぽっ」ポリミキシンB(商:硫酸ポリミキシンB)
「こり」コリスチン(商:オルドレブ、コリマイシン)
「バント」バントラシン
※バントラシン+フラジオマイシン(商:バラマイシン)
抗結核薬のゴロ
●磯に巫女、結果、波が強まる。
「磯に」イソニアジド(商:イスコチン、ヒドラ)
「巫女」ミコール酸の生成阻害→細胞壁合成阻害
「結果」抗結核薬
「波が」ピラジナミド(商:ピラマイド)
「強まる」イソニアジドとの併用で、作用を強める。
●ファンがある絵を拡散。
「ファン」リファンピシン(商;リファジン)
「ある」(DNA依存性)RNAポリメラーゼ阻害
「絵」エタンブトール(商:エサンブトール、エブトール)
「拡散」核酸合成阻害
※絵は見るもの、エタンブトールの副作用として、視力障害に注意。
抗菌薬では、他の分類の薬で、聴力障害‘(耳毒性)があるので、そこでひっかけてくる。
結核について
結核についてまとめます。
結核は、初感染後(空気感染)にしばしば一定期間の潜伏期を経て発症する慢性進行性の感染症。世界の人口の約3分の1が感染し、感染している健康な個人が生涯で活動性疾患を発症するリスクは約5~10%であると言われている。
肺を侵すことが最も多い。症状には、湿性咳嗽、発熱、倦怠感などがある。治療では複数の抗菌薬を少なくとも数ヶ月間投与する。
参考:メルクマニュアル プロフェッショナル版 結核
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/13-%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3/%E6%8A%97%E9%85%B8%E8%8F%8C/%E7%B5%90%E6%A0%B8
暗記が苦手な薬学部生にみてほしい。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多いでしょう。
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