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今回は心不全治療薬で用いる強心薬以外の薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。
薬の説明に入る前に、以下の3つを覚えてください
●生命予後のため、モデルはこう捨てろ!
「モデルは捨てろ」(生命予後のためには)心筋リモデリングはない方がいい
※心筋リモデリングが起きると、どんどん心臓の機能が低下していき、心不全の予後が悪くなる。
「こう捨てろ」アルドステロンの働きを抑える(と、心筋リモデリングを抑制)
※アンギオテンシンⅡはアルドステロンを分泌することもここで思い出してください。
・心臓に入る前の負荷を軽減(静脈関連)→前負荷の軽減。
・心臓から出た後の負荷を軽減(動脈関連)→後負荷の軽減。
【ゴロなど】
[ACE阻害薬]
●エースの不快な襟(えり)
「エース」ACE阻害薬の中でも
「不快」(心臓の)負荷を軽減
「え」エナラプリル(商:レニベース)
「り」リシノプリル(商:ロンゲス、ゼストリル)
ACE阻害薬のゴロは、アンギオテンシン関連薬にまとめています。
ACE阻害薬はアンギオテンシンⅡを作らなくする。よってアルドステロンの働きを抑え、心筋リモデリングを抑制。
[アンギオテンシンⅡ(AT1)受容体遮断薬]
●アタック行けない、エース交換で
「アタック行けない」AT1受容体遮断
「エースと交換」ACE阻害薬が適さない心不全に用いる
「(こう)かんで」カンデサルタン(商:ブロプレス)
AT1受容体遮断薬のゴロは、アンギオテンシン関連薬にまとめています。
AT1受容体遮断薬はアンギオテンシンⅡの働きを抑える。よってアルドステロンの働きを抑え、心筋リモデリングを抑制。
※ACE阻害薬、AT1受容体遮断薬はどちらも「血管収縮抑制→後負荷軽減」「体液量減少→前負荷軽減」作用がある。
[利尿薬]
利尿薬には、心性浮腫(うっ血性心不全)の適応を有するものがある。その中でも、K保持性利尿薬の一つスピロノラクトンは、抗アルドステロン作用を有しており、生命予後を改善。
[α・β遮断薬]
●負荷を軽くする方法あるべ
「負荷を軽くする」負荷を軽減する
「軽く」カルベジロール(商:アーチスト)
「あるべ」αβ遮断薬
β1受容体遮断:心機能低下させるが、カルベジロールは心不全の適応あり、要注意。レニン分泌を抑制するので、結果アルドステロンの働きを抑え、心筋リモデリングを抑制。
α1受容体遮断:後負荷軽減
[心房性ナトリウム利尿ペプチド]
●ルーペ律儀に、具合シックか
「ルーペ律儀に」カルペリチド(商:ハンプ)
「具合シックか」グアニル酸シクラーゼ活性化(→細胞内cGMP濃度が上昇し、血管拡張や利尿作用を示す。→前負荷、後負荷軽減)
※強心薬ではアデニル酸シクラーゼでしたが、ここではグアニル酸シクラーゼ活性化です。注意してください。
[硝酸薬]
グアニル酸シクラーゼ活性化→細胞内cGMP濃度が上昇→動脈・静脈を拡張→前負荷、後負荷軽減
ニトログリセリン(商:バソレーター)
硝酸イソソルビド(商:ニトロール)
※強心薬ではアデニル酸シクラーゼでしたが、ここではグアニル酸シクラーゼ活性化です。注意してください。