薬理ゴロ PR

[薬理ゴロ]胃腸機能改善薬

【胃腸改善薬】セロトニン受容体作動薬 薬理ゴロイラスト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回は胃腸機能改善薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。


暗記が苦手な薬学部生にみてほしい。

薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多いでしょう。
ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい
だから、勉強時間の短縮に役立つ!!
しかし、1つ1つスマホで調べていたら大幅なタイムロスです。
そこで、ブログの薬理ゴロを収集して紙ベース(フルカラー)にしました
より効率的に勉強して、別分野の勉強時間や趣味の時間をつくりましょう
Time is money! お金で時間を買ってください
しかもブログなら購入前にゴロを確認でき、自分に合っているか否かを試せます
多くのゴロでビビッとフィーリングが合えば、紙ベースをオススメします。

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【ゴロなど】

[D2受容体遮断薬]

メトクロプラミド(商:プリンペラン)
ドンペリドン(商:ナウゼリン)
イトプリド(商:ガナトン)
スルピリド(商:ドグマチール)
<スルピリドの用量と効能効果>
①1日300~600mg、1200mgまで増量可:統合失調症
②1日150~300mg、600mgまで増量可:うつ病、うつ状態
③1日150mg:胃・十二指腸潰瘍

作用機序:
胃に至る副交感神経節後線維シナプス前膜のD2受容体遮断→ACh遊離促進→上部消化管運動促進
・延髄CTZのD2受容体遮断で制吐作用を示す。

副作用:高プロラクチン血症(乳汁分泌)、錐体外路障害

薬剤師勉強用にドンペリドンとメトクロプラミドの比較記事も作成しています。
もし余裕があればコチラもご確認ください。

【制吐薬】ドンペリドンとメトクロプラミドの比較ドパミンD2受容体の遮断作用で、制吐薬として使用されるドンペリドン(商:ナウゼリン)とメトクロプラミド(商:プリンペラン)ですが、その2...

[セロトニン受容体作動薬]

もうサプリで胃腸改善本当よ

「もうサプリと」モサプリド(商:ガスモチン)
「本当よ」5-HT4受容体刺激(→ACh遊離促進し、胃腸運動促進)

<5-HT受容体関連薬のルール>
5-HT1:刺激薬
5-HT2:遮断薬
5-HT3:遮断薬
5-HT4:刺激薬

※個人的には、~プリドと聞くとドパミン遮断と結ぶつけがちなので注意。

[オピアト作動薬]

鳥目でぶっちぎりのおっぱい(鳩のことです)

「鳥目でぶっちぎり」トリメブチン(商:セレキノン)
「おっぱい」オピオイド受容体に作用(→AChの遊離調整)

練習問題(参考:第109回 問35)

●トリメブチンの消化管運動調整作用の機序はどれか。1つ選べ。
1.ドパミンD2受容体遮断
2.コリンエステラーゼ阻害薬
3.アセチルコリンM3受容体刺激
4.セロトニン5-HT4受容体刺激
5.オピオイドμ受容体刺激

【解答】5