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今回は高血圧治療薬のカルシウム拮抗薬について、ゴロを中心に記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。
耳で聴いて覚えたいという方向けに動画も作りましたので、よければご利用ください。
【ゴロ】
[ジヒドロピリジン系]
●実費に抵抗する母(かあ)ちゃんにエール。
「実費」語尾:~ジピン
「抵抗する母ちゃん」Caチャネル遮断(拮抗)。
「エール」主にL型(Caチャネル遮断により血管拡張)
※急に血圧を下げると、副作用で頻脈が起きる可能性あり
<Caチャネルの種類と分布>※遮断時の説明は降圧薬に関する部分のみ
L型Caチャネル:
様々なところに分布(血管や心臓にもある)→遮断すると血管拡張
T型Caチャネル:
心臓や脳に分布→遮断すると心拍数減少
N型Caチャネル:
神経(Neuro)に分布→チャネル遮断すると交感神経が抑制される
アムロジピン(商:ノルバスク、アムロジン)
→作用時間長い。緩やかに血圧を下げるので、反射性頻脈少ない。
エホニジピン(商:ランデル)
→L型とT型を抑制する。T型抑制で心拍数を減らすので反射性頻脈少ない。
シルニジピン(商:アテレック)
→L型とN型を抑制する。交感神経活性が抑制され、反射性頻脈少ない。
アゼルニジピン(商:カルブロック)
→作用時間長い。緩やかに血圧を下げるので、反射性頻脈少ない。
ニカルジピン(商:ペルジピン、ニコデール)
ニソルジピン(商:バイミカード)
ニトレンジピン(商:バイロテンシン)
ニフェジピン(商:アダラート)→徐放性のCR(Controlled Release)錠あり
など他多数
<反射性頻脈を起こしにくいジヒドロピリジン系>
●長くゆっくり、アムロあせるな
「長くゆっくり」作用時間が長く、ゆっくり血圧を下げる
「アムロ」アムロジピン
「あせるな」アゼルニジピン
●手形と恵方に神経質と知る
「手形」T型Caチャネルを抑制するのは、「恵方に」エホニジピン
「神経質」N型Caチャネルも抑制するのは、「知る」シルニジピン
[ベンゾチアゼピン系]
ジルチアゼム(商:ヘルベッサー)
→血管平滑筋と心筋のL型Caチャネルを遮断し、血管拡張と心拍出量低下を起こす。
降圧作用は弱いが、徐脈作用は強い。
頻脈性不整脈の治療薬(Ⅳ群)としても用いられる。