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【病態ゴロ】肝細胞障害による症状

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今回は、肝細胞障害による症状について、ゴロを使って覚えていきたいと思います。
特に「合成機能低下により減少するもの」と「異化機能低下により増加するもの」を覚えます。


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合成機能低下により減少するもののゴロ

(ゴロ)凝ったアルコールはつくれない
「凝った」血液固因子
「アル」アルブミン
「コール」レステロール
「つくれない」これらを合成できず体内で減少します。

さらに理屈でも覚えていきましょう。
アルブミンの働きの一つに「水分の保持」があります。
そのため血漿アルブミン濃度が低下すると血管に水分を保持できず(血漿膠質浸透圧の低下)、血管外に水が出ていってしまうので、浮腫・腹水が起きてしまいます

血液凝固因子がつくられないので出血傾向がみられることもあります。

異化機能低下による増加するもののゴロ

(ゴロ)香るアンモニア、カップやビンにたまる
「香る」芳族アミノ酸
「アンモニア」アンモニア
「カップ」メルカプタン類
「ビン」ビリルビン
「たまる」体にたまる、増えていく

さらに関連する知識を覚えていきましょう。
分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸のモル比のことをフィッシャー比といいます。
芳香族アミノ酸がたまるので、肝障害や肝硬変ではフィッシャー比は下がります
※フィッシャー比は肝機能の指標や肝性脳症の診断などで使われます。

肝臓で尿素サイクルが働かず、アンモニアが解毒できず増加します。
毒素のアンモニアなどが増えると、脳に達して肝性脳症を起こすという説もあります。
※ただし、どの毒素・物質が脳に影響を与えているかは正確にわかっていないみたいです。

 

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