瀉下薬には、主に「刺激性下剤」と「機械的下剤」がありますが、今回は刺激性下剤について記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。
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[大腸性下剤]
<アントラキノン誘導体含有>
●あん時の刺激で尿が赤色、でも大王あせんない
「あん時の」アントラキノン誘導体を配合
「刺激」刺激性下剤
「尿が赤色」尿が赤色になる(成分が尿のアルカリと反応)
「大王」ダイオウ ※大で大腸性とも覚える
「あ」アロエ
「せんない」センナ(商:アジャストA、ヨーデルS)
→これらの薬は連用すると、大腸黒皮症(大腸粘膜に黒い色素が定着し、大腸機能が低下していく)をきたす。そのため、下剤の効果がどんどん落ちてくると言われている。
<その他>
●ピコ太郎自負する、千のレインコート
「ピコ」ピコスルファートナトリウム(商:ラキソベロン、シンラック)→習慣性なし
「自負」(ピコスルファートは)腸内細菌によってジフェノール誘導体に変換され、効果を発揮
「千の」センノシド(商:プルゼニド、センノサイド)
「レイン」(センノシドは)腸内細菌によって、レインアンスロンに変換され、効果を発揮
※ゴロなし
ビサコジル(商:テレミンソフト)→大腸検査の前処置に頻用される
[小腸性下剤]
●日増しにグリグリ小腸刺激
「日増し」ヒマシ油
「グリグリし(小腸のし)」グリセリン(粘滑作用)とリシノール酸(蠕動運動高める作用)に分解
「小腸刺激」小腸刺激性下剤
※ヒマシ油は現在ではほぼ使用されない。