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[薬理ゴロ]瀉下薬(刺激性下剤)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

瀉下薬には、主に「刺激性下剤」と「機械的下剤」がありますが、今回は刺激性下剤について記事にしたいと思います。
なお、一般名の後ろに「商:」で記載しているのは商品名です。


暗記が苦手な薬学部生にみてほしい。

薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多いでしょう。
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【ゴロなど】

[大腸性下剤]

<アントラキノン誘導体含有>
あん時の刺激で尿が赤色、でも大王あせんない
「あん時の」アントラキノン誘導体を配合
「刺激」刺激性下剤
「尿が赤色」尿が赤色になる(成分が尿のアルカリと反応)
「大王」ダイオウ ※大で大腸性とも覚える
「あ」アロエ
「せんない」センナ(商:アジャストA、ヨーデルS)
→これらの薬は連用すると、大腸黒皮症(大腸粘膜に黒い色素が定着し、大腸機能が低下していく)をきたす。そのため、下剤の効果がどんどん落ちてくると言われている。

<その他>
ピコ太郎自負する、千のレインコート
「ピコ」ピコスルファートナトリウム(商:ラキソベロン、シンラック)→習慣性なし
「自負」(ピコスルファートは)腸内細菌によってジフェノール誘導体に変換され、効果を発揮
「千の」センノシド(商:プルゼニド、センノサイド)
「レイン」(センノシドは)腸内細菌によって、レインアンスロンに変換され、効果を発揮

※ゴロなし
ビサコジル(商:テレミンソフト)→大腸検査の前処置に頻用される

[小腸性下剤]

日増しにグリグリ小腸刺激
「日増し」ヒマシ油
「グリグリし(小腸のし)」グリセリン(粘滑作用)とリシノール酸(蠕動運動高める作用)に分解
「小腸刺激」小腸刺激性下剤
※ヒマシ油は現在ではほぼ使用されない。