病態・薬物治療

【病態・薬物治療】腫瘍マーカー ゴロ・覚え方

今回は、某青い本に記載されている腫瘍マーカーについてまとめました。
ほとんどの腫瘍マーカーと関係性の高い部位を覚えられるようにゴロを作りましたのでぜひご活用ください。

腫瘍マーカーとは

がん細胞の目印(マーカー)になる物質の総称である。がん細胞自身が産生する物質、がん細胞と反応して正常細胞が産生する物質で、がんの存在や部位、がんの種類、がんの進行度などの診断や治療指標として役立つ。

しかし腫瘍マーカーはがん以外でも陽性となり、適切な腫瘍マーカーのないがんもある。臓器特異性は高くないものが多く、腫瘍マーカーのみで悪性腫瘍性疾患の確定診断は行わない。

腫瘍部位と腫瘍マーカー

腫瘍別に関係性の高い腫瘍マーカーを表にすると以下のようになります。

<肺がん>腺がん CEA、SLX
<肺がん>扁平上皮がん SCC、CYFRA21-1
<肺がん>小細胞がん NSE、Pro-GRP
大腸がん CEA、CA19-9
膵臓がん CA19-9、CEA、Span-1
胃がん CEA
食道がん SCC
肝細胞がん AFP、PIVKA-Ⅱ
前立腺がん PSA、PAP
子宮頸がん SCC
子宮体がん CA125、CA-19-9
乳がん CA15-3
卵巣がん CA125

腫瘍マーカーのゴロ

腫瘍マーカーが主体となるゴロと腫瘍部位が主体となるゴロがあります。

SCCのゴロ

(ゴロ)サッカー部、平らな道できゅうけい
「サッカー(soccer)」SCC
「平」扁上皮がん(肺の扁平上皮がん)
「道」食がん
「きゅうけい」子宮頸がん
肺の扁平上皮がんではCYFRA21-1もあるので合わせて覚えておく。

CA-125のゴロ

(ゴロ)自由に転がる球体の卵
「自由に転がる」CA125
「球体」子宮体がん
「卵」巣がん

CA15-3のゴロ

(ゴロ)イチゴミルク
「イチゴミ」CA15-3
「ミルク」でがん

CA19-9のゴロ

(ゴロ)イクくらい子宮大すき  ※がっつり下ネタです
「イクくらい」CA19-9
「子宮だい」子宮体がん
「大」腸がん
「す」臓がん

肝細胞がんの腫瘍マーカーのゴロ

(ゴロ)関西のアホパーカーぶかぶか
「関西」肝細胞がん
「アホパ」AFP
「パーカーぶか×2」PIVKA-Ⅱ

肺がんの小細胞がんの腫瘍マーカーのゴロ

(ゴロ)詳細なSEはプロ ※SEはシステムエンジニア
「詳細」(肺がんの)小細胞がん
「なSE」NSE
「プロ」Pro-GRP

前立腺がんの腫瘍マーカーの覚え方

前立腺の英語が「prostate(プロステート)」なので
PIVKA-Ⅱ以外のイニシャルPのマーカー(PSAやPAP)は前立腺がん

CEAについて

CEAは関係する腫瘍部位が多いです。
テキスト的には、肺がんの腺がん、大腸がん、膵臓がん、胃がん。
ネット情報では胆道癌、原発性肝癌、転移性肝癌、食道癌、乳癌、甲状腺癌でも上がるようです。「早期発見には不向きですが、病気の進行の程度によって数値が上がるので、癌の経過を見る場合や再発、転移の可能性を見る場合などに有効な検査」と記載もあり、あまり問題にするのには向いていなさそう・・

参考:
http://www.jrcla.or.jp/atoz/rexm/rexm_05_07.html