今回は、衛生学における有害性に関する指標をゴロなどを使って覚えていきたいと思います。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多い
でしょう。ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。
だから、勉強時間の短縮に役立つ!!
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無毒性量(NOAEL)の覚え方
無毒性量は、字面で覚えたいと思います。
「全く毒性がなかった最高の投与量」
言いかえるとそこを超えると毒性が出てくるので 「閾値がある」物質につかう指標
実質安全量(virtually safe dose: VSD)の覚え方
「ここまで摂取・曝露しても実質安全だよね」という量
上の言葉のイメージとして、摂取すればするほど危険度が上がる。 つまり「閾値がない」物質につかう指標である。
対象物質には、遺伝毒性発がん物質や電離放射線などがある。
許容一日摂取量(ADI)と耐容一日摂取量(TDI) ゴロ
(ゴロ)有益は許せるが無益は耐えられない。
「許せる」許容一日摂取量(ADI)
「有益」食品添加物や農薬など有用性があって意図的に用いられる物質が対象
「耐」耐容一日摂取量(TDI)
「無益」環境汚染物質(ダイオキシン類など)のような無益でありヒトが摂取することが意図的でないものが対象
ついでにそれぞれの算出方法を覚えましょう
ADI=NOAEL÷安全係数(100)
※安全係数は動物の種差(10倍)および個体差(10倍)を考え、一般には100とされる。
TDI=NOAEL÷不確実係数
練習問題
練習問題で知識を広めよう!
第109回薬剤師国家試験 問22
・遺伝毒性発がん物質のリスク評価に用いられる指標はどれか。1つ選べ。
1 許容一日摂取量
2 耐容一日摂取量
3 実質安全量
4 急性参照用量
5 無毒性量
【解答と解説】3
遺伝毒性発がん物質は、いき値がないので実質安全量。
いき値が有るものは、無毒性量。
1と2に関しては、有益か無益かにより分けますが、遺伝毒性発がん物質には無益なものもあり、有益なものもあります。
そのため、具体的な物質名が出ていないため、許容一日摂取量や耐容一日摂取量に分けられないと思われます。
ちなみに、急性参照用量(ARfD)は、24時間以内の経口摂取(急性曝露)によるヒト健康影響の指標である。
日本では、参考値として、メタミドホスやアセタミプリドに設定されている。