今回は、衛生学における大気汚染物質の測定法をゴロを使って覚えていきます。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多い
でしょう。ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。
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硫黄酸化物の測定法 ゴロ
(ゴロ) どーでもいいSOXをノミトリ
「どーで」溶液導電率法
「SOX」 SOx(SO2やSO3):硫黄酸化物
「ノミ」SO2のみを定量するのは
「トリ」トリエタノールアミン・パラロザ二リン法
※ちなみにイラストの靴下が蛍光色なことから、SOxの測定法には紫外線蛍光法もあることを覚えましょう。
窒素酸化物の測定法 ゴロ
(ゴロ) 野ザルtwo (ツー)
「野」 NOx (NO、NO2):窒素酸化物の測定法
「ザルツ」ザルツマン法
「two」 試薬と反応するのはNO2
※NOは試薬と直接板応しないので酸化剤(KMnO4)で酸化したのち測定しなければならない。
一酸化炭素の測定法 ゴロ
(ゴロ)高1(CO)席替え分散しない
「高1」CO(一酸化炭素)
「席がえ」赤外線吸収法
「分散しない」非分散型赤外線吸収装置が用いられる
光化学オキシダントの測定法 ゴロ
(ゴロ) ピカチュウよ
「ピカ」光化学科オキシダント
「チュウよ」中性ヨウ化カリウム法
微小粒子状物質や浮遊粒子状物質の測定法 ゴロ
(ゴロ)小さくて浮く重量
「小」微小粒子状物質(PM2.5)
「浮く」浮遊粒子状物質(SPM)
「重量」重量法
練習問題
練習問題で知識を広げよう!
第109回薬剤師国家試験 問139
・一般環境大気測定局及び自動車排出ガス測定局における大気汚染物質の測定法
に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 一酸化炭素は、照射した赤外線の吸収量に基づいて測定される。
2 二酸化窒素は、紫外線の照射によって励起した二酸化窒素分子が発する蛍光の
強度に基づいて測定される。
3 光化学オキシダントは、ザルツマン試薬との反応により生じる生成物の吸光度
に基づいて測定される。
4 二酸化硫黄は、エチレンとの反応により生じる近紫外線領域の発光の強度に基
づいて測定される。
5 浮遊粒子状物質は、ろ紙上に粒子を捕集して、b 線を照射し、その透過量に基
づいて測定される。
【解答と解説】1と5
2は、蛍光ときたらSOx:硫黄酸化物
そうなると4も怪しいなぁ・・発光はNOx:窒素酸化物なので誤り
3はザルツマン試薬ときたらNOxなので誤り。
第110回薬剤師国家試験 問140
・下図の汚染物質A~Cは、全国の一般環境大気測定局における窒素酸化物、二
酸化硫黄又は光化学オキシダントのいずれかの季節変動を示したものである。汚染
物質A~Cに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 汚染物質Aは、揮発性有機化合物や非メタン炭化水素に太陽光、特に紫外線が
照射されることによって生成する。
2 汚染物質Bは、移動発生源である自動車のほかに、一般家庭で使用される燃焼
器具も発生源となる。
3 汚染物質Cは、主に固定発生源における化石燃料の燃焼によって生成する。
4 汚染物質Aの測定には、ザルツマン法が用いられる。
5 汚染物質Cの測定には、中性ヨウ化カリウム法が用いられる。
【解答と解説】2と5
1.紫外線照射で発生するのは光化学オキシダントで、紫外線照射で発生するため季節性があるが、汚染物質Aには季節性見られないので誤り。
ちなみに、紫外線のなかでもUVAと覚えておきましょう。
2.汚染物質Bは、冬に上がっているので説明文は正しそう。移動発生源があるなら、汚染物質BはNOx:窒素酸化物だと思われる。
3.説明文はSOx:硫黄酸化物のものであるが、硫黄酸化物は工場などからの固定発生源がでるものなので、季節性少ない(もしくはなさそう)ので誤りっぽい・・
ちなみに、ここまで情報をまとめると、
汚染物質A:二酸化硫黄
汚染物質B:窒素酸化物
汚染物質C:光化学オキシダント
と思われる。
ちなみに発生源に関しても上記のゴロと関連付けて覚えよう!
・SOxソックスは、勝手に動かないので固定発生源
・Noザルは、動き回ったり、温泉でじっとしてるので、固定発生源&移動発生源
なら、4の汚染物質A(二酸化硫黄)の測定法はザルツマン法というのは誤り。
よって正解は2と5となる。