衛生学における油脂の変質について、ゴロを使って覚えていきます。

暗記が苦手な薬学部生にみてほしい。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多い
でしょう。ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。
だから、勉強時間の短縮に役立つ!!
しかし、1つ1つスマホで調べていたら大幅なタイムロスです。
そこで、ブログの薬理ゴロを収集して紙ベース(フルカラー)にしました。
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多くのゴロでビビッとフィーリングが合えば、紙ベースをオススメします。
油脂の変質パターン(概念図) ゴロ
(ゴロ) よう貸さん おバカさんに
「よう」ヨウ素価
「貸さん」過酸化物面
「おバ」チオバルビツール酸試験
「カ」 カルボニル価
「さん」酸価
これらの試験値と経過時間の関係はざっくりと下の図のようになります。

まずは、ここで視覚的に以下のことを覚えます。
・ヨウ素価は時間経過で減少します。
・過酸化物価は、一度増加した後、減少します。
・チオバルビツール酸試験、カルボニル価、酸価は時間経過で増加します。
ここからは、さらに詳細な情報を頭にいれていきます。
ヨウ素価
検出する対象:不飽和脂肪酸の二重結合
・油脂100gに吸収されるハロゲンの量をヨウ素のg数で表す。
過酸化物価
検出する対象:ヒドロペルオキシドなどの過酸化物、脂質過酸化物の酸化力
・油脂1kgによってKIより遊離されるヨウ素のミリ当量数。
チオバルビツール酸試験(TBA試験)
検出する対象:マロンジアルデヒド、及びアルケナールなどのアルデヒド類
・油脂をチオバルビツール酸と反応させ、生じる赤色色素を測る。
カルボニル価
検出する対象:アルデヒド、ケトンなどのカルボニル化合物
・2,4-ジニトロフェニルヒドラジンと反応させ、アルカリで呈色させ、油脂1gあたりの440nmにおける吸光度で表す。
酸価
検出する対象:遊離脂肪酸
・油脂1gを中和するのに必要なKOHのmg数
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