今回は、アスペルギルス属(コウジカビ)が産生するマイコトキシンであるアフラトキシンの特徴を暗記するためのゴロを紹介します。

暗記が苦手な薬学部生にみてほしい。
薬学部では勉強量が多く時間が足りないと感じることが多い
でしょう。ゴロはキーワードに強引に意味を与えるので、ハマれば暗記も早いし忘れにくい。
だから、勉強時間の短縮に役立つ!!
しかし、1つ1つスマホで調べていたら大幅なタイムロスです。
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アフラトキシン 特徴ゴロ
(ゴロ)あすの工事、油まみれでテッカテカ、カンカンガンガン
「あす」アスペルギルス属→産生するのはAspergillus flavus
「工事」コウジカビ
「油」アフラトキシン
「テッカテカ」蛍光を発するので、分析は蛍光検出器と高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いる
「カンカンガンガン」発がん性(肝がん)
※ゴロには入っていないが毒性発現の機序として「主にシトクロムP450(CYP3A4)でエポキシ化を受ける」ということも重要!
※ちなみに、産生真菌A.flavusにちなんで、アフラトキシンと命名された。
小ネタ
ちなみに、醤油や味噌をつくる際に利用されるニホンコウジカビ(アスペルギルス・オリゼー)はアフラトキシンを産生しない。
アスペルギルス属(コウジカビ)の産生するその他のマイコトキシン
ステリグマトシスチン
・Aspergillus versicolorが産生するマイコトキシン
・肝毒性を有し、発がん性(肝がん)がある
オクラトキシン
・Aspergillus ochraceusなどが産生するマイコトキシン
・腎毒性、肝毒性を有し、発がん性(腎がん、肝がん)がある
★まだ時間のある人は他のゴロも探してみてください★