薬の勉強をするのにAIに資料を作ってもらって、添付文書と照らし合わせると面白く勉強できました。
多くの方の勉強に役立つかもしれないので共有します。
※個人で作っている非公式情報です。

今回は、不眠症に使われるダリドレキサント(商品:クービビック錠)です。

上記の空腹時投与は、お薬の説明書的には適切です。
しかし、生活の関係で就寝前2時間以内に食事をした場合を考えましょう。
食後に服用したならピークは約2.3時間後です。
空腹時服用ならピーク約1時間後です。
ピークの濃度は空腹時の方が高いとは言え、薬が体内に入る量は差はないと考えられています。
就寝前に空腹状態ではなく服用した場合には、空腹時より朝少し薬が残りやすいかもしれません。そのため眠気残りや起床時に転倒に気をつけてください。

この記載への明確な根拠は、筆者では確認できませんでした。
おそらく、服用4時間後の夜間では姿勢安定性が悪化したため、転倒・ふらつきのリスクを考慮して記載されていると思われます。

実際の臨床現場では、クービビック錠の開始では25mgを1日1回就寝前、1回2錠で処方され、起床時の眠気残りなどがあれば1錠に減量するよう、事前に医師から指示されている例も多く見られます。

クービビック錠(成分:ダリドレキサント)はノンレム睡眠とレム睡眠のどちらも増やし全体の睡眠時間を増やします。
レム睡眠時の夢は起床時に覚えていること割合はノンレム睡眠時の夢よりも多いです。そのためレム睡眠が増えると、夢を覚えている割合が必然的に増えます。そして厄介なことに、人は悪い夢の方が印象に残りやすいです。

そのため悪夢が増えた場合には、薬の効果が出ている証拠とも言えます。
悪夢が出ることやそれにより疲労感がある場合、睡眠増量のメリットと悪夢の生活への影響を考慮し、継続の可否を医師に相談してください。