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【衛生ゴロ】コルヒチンの特徴

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今回は、植物性自然毒の1つであるコルヒチンの特徴を暗記するためのゴロを紹介します。


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コルヒチン 特徴ゴロ

(ゴロ)犬錯乱、コール必死も呼び声届かず
「犬錯乱」植物名:イヌサフラン
「コール必死」成分名:コルヒチン
「呼び声届かず」重症例では呼吸不全により死亡
他の症状としては、嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難など

※葉はギボウシやギョウジャニンニクと類似、球根はタマネギと類似するため誤食することがある。

薬として用いられるコルヒチン

ここからは、薬として使用されるコルヒチン錠0.5mgについて勉強しましょう。
(参考:コルヒチン錠0.5mg「タカタ」IF)
医薬品コルヒチン錠0.5mgの画像

●効能又は効果

痛風発作の緩解及び予防
家族性地中海熱

●用法及び用量

痛風発作の緩解及び予防

通常、成人にはコルヒチンとして1日3~4mgを6~8回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
発病予防には通常、成人にはコルヒチンとして1日0.5~1mg、
発作予感時には1回0.5mgを経口投与する。

家族性地中海熱

通常、成人にはコルヒチンとして1日0.5mg を1回又は2回に分けて経口投与する。
なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は1.5mg までとする。
通常、小児にはコルヒチンとして1 日0.01~0.02mg/kg を1回又は2回に分けて経口投与する。
なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最大投与量は0.03mg/kgまでとし、かつ成人の1日最大投与量を超えないこととする。

●用法・用量に関連する使用上の注意 ※一部抜粋

長期間にわたる痛風発作の予防的投与は、血液障害、生殖器障害、肝・腎障害、脱毛等重篤な副作用発現の可能性があり、有用性が少なくすすめられない。
投与量の増加に伴い、下痢等の胃腸障害の発現が増加するため、痛風発作の緩解には通常、成人にはコルヒチンとして1日1.8mgまでの投与にとどめることが望ましい

●過量投与

徴候、症状:悪心・嘔吐、腹部痛、激烈な下痢、咽頭部・胃・皮膚の灼熱感、血管障害、ショック、血尿、乏尿、著明な筋脱力、中枢神経系の上行性麻痺、譫妄、痙攣、呼吸抑制による死亡

<用量と死亡率との関係>
コルヒチンの摂取量が0.5mg/kg未満では凝固因子の低下及び種々の消化器症状が発症するが、死亡例はなかった。コルヒチンの摂取量が0.5~0.8mg/kg では骨髄形成不全に伴う出血、多発性神経炎等の神経障害、脱毛及び敗血症による死亡率は10%であった。また、コルヒチンの摂取量が0.8mg/kg 以上では血管内凝固を伴った急性循環不全により72時間以内に全例が死亡したという報告がある。この事実は別の研究者の報告により確認された。

医薬品コルヒチンの過量投与の症状も、衛生学で学んだ症状と共通するところも多いことが分かります。
服薬指導時の確認事項の参考にしたいと思います。

また、「長期間の投与は推奨されていない」ことも新しい発見でした。

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